定期イベントの第3弾は、アーツ&スナック長崎運動実行委員会のメンバーでもあるコミュニティデザイナー・岩本諭さんのこれまでの人生にスポットを当てた展示を開催!
岩本さんは大分県宇佐市出身で、大学進学を機に長崎市へやってきました。大学では環境やまちづくりを学び、そのなかで長崎市の斜面地の課題を知ることに。卒業研究で長崎市南山手の斜面地まちづくりを調査・研究した縁で、南山手に移住し様々な活動を行うようになりました。
その活動拠点は「つくる邸」と呼ばれる築70年程の古民家。「斜面地・空き家活用団体つくる」を設立し、斜面地ならではの暮らしを発信したり、地域行事を精力的に手伝うなど、その活動は多くの方に知られるようになりました。
コミュニティデザイナーとして活躍する岩本さんですが、実は生い立ちなどについてあまり語る機会がありませんでした。そこで、テレビで人気の「情熱大陸」や「プロフェッショナル仕事の流儀」のように、個人としてのルーツに焦点を当てた展示をすることになりました。
7つのルーツ(=7ROOTS)をテーマに、これまでの人生をまとめた資料、家族写真、好んだ書籍、大好きなオオサンショウオのぬいぐるみ、高校時代の野球部のユニフォームなどが所狭しと並べられました。
岩本さんのお母さんもまたユニークな人だそうで、この展示会を大いに喜んでくれて実家の大分から様々なものを送ってくださったそうです。お母さんはパン屋さんをしているそうで、自慢のパンケーキも会場内で振る舞われました。
展示に関連したトークイベントも行われ、多くの方が集まりました。
トークイベントでは展示では語り切れないエピソードもたくさん聞くことができ、岩本さんの解像度が高まった一日でした!
こうした人のルーツに焦点を当てたイベントはとても興味深く、今後も続編を開催したいと思いました。
|開催概要|
■日時 令和4年7月30日(土)17時~22時
■概要 長崎でつくる邸やまちづくり活動を行う、岩本諭のルーツを紐解く展示&トークイベント。なぜ、つくる邸の活動を取り組むに至ったか、地元大分の様子も交え紹介します。
■入場料 無料
■内容:
17時〜22時 展示
18時〜19時 トーク第1部
20時〜21時 トーク第2部
■会場 まちづくりスナックニューシグナル https://nagasakisignal.localinfo.jp/
■セブンルーツ
①大分宇佐市院内町の原風景
②野球少年環境問題とオオサンショウウオと出会う
③3.11東北ボランティアで社会問題と出会う
④ドイツエコツアーでの衝撃
⑤RECNAで市長とピースウォーク
⑥studio-Lでの修行
⑦つくる邸の活動
■提供メニュー
岩本のふるさと大分グルメ(大分安心院ワイン、いいちこ、ソフトドリンク等)
■主催
岩本 諭(コミュニティデザイナー)
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